東京牛乳
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生産者紹介5.山本牧場

子供が気軽に遊びに来てくれることが、地域に受け入れられているあかし

山本薫さん 東京都八王子市

山本薫さん 

動画


団地の前は広大な牧場

どこにでもあるような郊外の道を車が行く。ひとつ曲がって団地の中に入ると、その先に広がるのは広大な牧草地と、のんびり草を食む牛たち。思わず「うわぁー!」と声が上がる。
そう、ここは、山本さんの牧場。山本さんの牧場は、幾棟もある大きな団地の前に、広がっている。
以前は別なところに牧場があったそうだが、宅地化が進んだため、現在地に引っ越してきたそうだ。山本さんと奥さんの2人で、80頭ほどの牛を飼育している。ホルスタインは20頭ほどで、残りは和牛。
4年ほど息子さんも一緒にやっていたが、現在、息子さんは北海道で独立して、和牛を中心に牧場を経営しているという。


育牛舎の向こうにも団地

子供たちからのメッセージ


子供たちが遊びに来てくれる牧場

山本牧場の牛舎に入ると、牛や搾乳場など通常の牛舎にあるものは当然として、何だか似合わないような、かわいいメッセージが書かれた黒板がある。「消さないでくれ、って言うからそのままおいてあるんだけど…」と、山本さんは、少し照れくさそうに笑う。近所の子供たちが遊びに来て、残していったメッセージだそうだ。
周辺のことを考えて、臭いやハエなどには気をつけているというが、「子供たちが気軽に遊びに来てくれることが、地域に受け入れられているあかし。一時、来なくなって心配したけど、最近また来てくれるようになった」と、山本さんは嬉しそうだ。昔は牛舎の中を自転車やスケボーで走り回ったこともあったそうだが、最近の子供たちは、乳を搾ったり、糞の掃除をしたりと、お手伝いもしてくれるという。まじめな顔でインタビューを受けているが、山本さん、実は優しいおじさんと見た!
昔は、親が子供をつれて遊びに来る「子守」が多かったが、最近では、子供が親を連れてくる「親守」というのもあるという。


広くて清潔な処理室

「東京で作った牛乳を都民の皆さんに飲んでもらいたいですね」とは、山本さんからのメッセージだ。あなたが手にした東京牛乳のパックの中にも、高層団地の下で草を食み、子供好きの山本さんが育てた牛たちの牛乳も入っているに違いない。


乾草も整然と積まれている



和牛と乳牛の両方を飼育

3haの放牧場のず〜っと先、右が牛舎



※地産地消=地域の消費者ニーズに即応した農業生産と、生産された農産物を地域で消費しようとする活動を通じて、農業者と消費者を結びつける取り組み。
東京牛乳は東京都酪農業協同組合と多摩地区の酪農家及び協同乳業で共同開発した産地指定牛乳です。
製造工場 協同乳業鞄結檮H場(東京都西多摩郡日の出町平井20-1)

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